お中元は、お世話になった人に感謝の気持ちを伝える特別な機会。
お中元を1度贈ると、その年以降、毎年継続して贈るのがマナーとなっています。
しかし、ついうっかり「お中元の時期が過ぎてしまった!」ということもあるかもしれません。
もし、お中元の時期が過ぎたら、どう対処するのが正解なのでしょう。
時期が過ぎても、失礼に当たらないお中元の送り方はあるのでしょうか?
そこで今回の記事では「お中元の時期が過ぎたらどうする?いつ送るのが正解なのか」と題して調査していきます。
この記事でわかること
- お中元の時期が過ぎたらどうしたら良いのか
- お中元はいつ送るのが正解なのか
お中元の時期が過ぎたらどうする?
お中元の時期が過ぎたら「暑中見舞い」または「残暑見舞い」として贈ることができます。
暑中見舞いとして贈るのは「立秋」の前日まで。(立秋は8月初旬の7日~8日頃)
「立秋」はその年によって日にちが違いますので確認が必要です。
残暑見舞いとして贈る場合は「処暑(しょしょ)」を目安とします。
「処暑」とは8月23日~24日です。
残暑が厳しい年には、8月末~9月初旬でも大丈夫でしょう。
https://twitter.com/madeleinemm37/status/1560634118215413760
そろそろ、お中元の期間です。すでに時期が過ぎたところでは「残暑見舞い」となりますね!
夏の大雨による、お見舞いと、普段の感謝を込めて。#お中元 #残暑見舞い #感謝 https://t.co/RgfvaF2tvc— kuni.k 身体とこころは温かく (@kuni7582) August 9, 2022
お中元を贈り忘れてしまっても「暑中見舞い」「残暑見舞い」として贈れば、問題ありません。
お中元を贈る時期はもちろん大切ですが、日頃の感謝の気持ち込めて贈ることも重要です。
贈り物と一緒に、メッセージやお手紙などを添えると良いですね。
また、お中元の時期が過ぎてしまった!と気づいたときには、既に残暑見舞いの時期も終わっていた…なんてこともあるかもしれません。
もし、お中元を贈り忘れてしまい、暑中見舞いや残暑見舞いの時期も過ぎてしまっていたら「お歳暮」を贈るのがマナーです。
最初に触れたとおり、お中元は1度贈ると毎年継続して贈るのが一般的なルールとなっています。
「忙しくて忘れてしまい、大幅に時期が過ぎてしまったから、今年はお中元を贈るのをやめておこう」と考えるのはNG。
相手に対して失礼に当たるのはもちろんですが「何かあったのでは?」と心配をかけてしまう恐れもあります。
自分の意志だけで、突然贈るのをやめるということがないように心がけましょう。
お中元はいつ送るのが正解?地域によって時期が違う!
北海道 | 7月の中旬から8月15日まで |
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東北・関東地方 | 7月の初めから7月15日まで |
北陸地方 | 7月1日から7月15日まで※ただし、富山県と石川県の能登地方は7月中旬から8月15日まで。 |
東海・関西・中国・四国地方 | 7月15日から8月15日まで |
九州地方 | 8月1日から8月15日まで |
沖縄 | 旧暦のお盆(7月15日)より前 |
お中元はいつ送るのが正解なのか。
実は、住んでいる地域によって贈る時期が異なります。
東北や関東、北陸地方では「7月15日」まで。(富山県と石川県の能登地方を除く)
それ以外の地域では「8月15日」までとなっています。
沖縄県は「旧盆前」となっており、毎年変わるので注意が必要です。(2023年の旧盆は8月28日・29日・30日)
https://twitter.com/amatawith/status/1270305365284937728
もしも「お中元の時期が過ぎてしまった!」と思ったときには、最初に贈る相手がどの地域に住んでいるかを確認してみましょう。
まとめ
今回の記事では、もしお中元の時期が過ぎたらどうすれば良いのか?お中元はいつ送るのが正解か?について調査してきました。
日頃お世話になっている方に、たくさんの感謝を込めて贈るお中元。
うっかり時期が過ぎてしまっても「暑中見舞い」や「残暑見舞い」などで対応できることがわかりました。
また、住んでいる地域によって、贈る時期が違ってきます。
「お中元の時期が過ぎてしまった!」と思っても、地域によっては間に合う可能性もありますので、確認してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。