新所沢パルコの跡地には閉店後何ができる？閉店セール情報もまとめ！

みなさんは、新所沢パルコの閉店後の跡地に何ができるか知りたくはありませんか？

また、新所沢パルコで行われる閉店セールの情報について知りたくはありませんか？

ということで今回は「新所沢パルコの跡地には閉店後何ができる？閉店セール情報もまとめ！」と題して記事をお届けいたします！

この記事を読んでわかること

新所沢パルコの閉店後の跡地に何ができるかについて！
新所沢パルコで行われる閉店セールの情報について！

ぜひ最後まで楽しんでご覧ください！

Contents

新所沢パルコの跡地には閉店後何ができる？
新所沢パルコの閉店セールについて
この記事のまとめ

新所沢パルコの跡地には閉店後何ができる？

新所沢パルコは、埼玉県所沢市にある商業施設です。

新所沢のパルコ pic.twitter.com/FDCwXJQwvm

— 泥濘 (@nuclear_me) December 30, 2023

所在地	〒359-1111　埼玉県所沢市緑町1丁目2-1
開業日	1983年6月23日
閉業日	2024年2月29日（予定）
敷地面積	約60,000 m²
商業施設面積	約39,000 m²
最寄駅	新所沢駅
最寄IC	所沢インターチェンジ
公式HP	https://shintokorozawa.parco.jp/

商業施設面積が約40000m²にも及ぶ新所沢パルコは、1983年6月23日に開業しました。

「PARCO館」と「Let’s館」の2棟で構成されており、Let’s館の4階には所沢市内の数少ない映画館であるテアトルシネマグループの「新所沢レッツシネパーク」があります。

そんな新所沢パルコですが、上記にも記載がある通り、2024年2月29日をもって閉店することが決まっています。

新所沢パルコが閉店するのはなぜ？

結論から言いますと、新所沢パルコが閉店する理由としては下記の3つがあります。

新所沢パルコの周りで、継続的な競合店の開業･増床リニューアルが行われてきたから。
所沢駅周辺での大規模再開発が予定されているから。
2024年3月以降に予想される設備関連の投資負担などを中長期視点で勘案した結果、施設を継続していくことが難しいと判断されたから。

これらの理由は、株式会社パルコが2021年2月24日に発表した「新所沢パルコの営業終了について(https://www.parco.co.jp/pdf/jp/store/storage/cname_20210224145830.pdf)」という文章にて述べられていました。

まず①の「新所沢パルコの周りで、継続的な競合店の開業･増床リニューアルが行われてきたから。」についてですが、新所沢パルコの近辺には下記のような競合店が存在しています。

西友新所沢店・所沢駅前店(スーパーマーケット)
ワルツ所沢(ショッピングセンター)
西武所沢S.C.(ショッピングセンター)
グランエミオ所沢(所沢駅直結の大規模商業施設)

かなりたくさんの商業施設やスーパーがあることがわかりますよね。

また②の「所沢駅周辺での大規模再開発が予定されているから。」についてですが、「所沢駅周辺での大規模再開発」とは、より詳しくいうと「所沢駅西口開発計画」となります。

西武線の所沢駅西口に、敷地約3万4000平米の大型商業施設が2年後の2024年秋にお目見えすることになり、10月28日に現地で起工式が行われた。地上7階の建物に、映画館やファッション、雑貨、飲食など約150店舗が営業予定。西武ホールディングスと、住友商事が共同発表した。https://t.co/DXTSEpx8SO pic.twitter.com/9zdXLkDVlA

— ひばりタイムス (@skylarktimes) October 31, 2022

「所沢駅西区土地区画整理事業」の地区内で、大型商業施設の開発をおこなう「所沢駅西口開発計画」。大型商業施設を建設することで、所沢市の表玄関にふさわしい魅力と活力のある街の創出を目指したまちづくりがおこなわれます。大型商業施設は2022年11月着工、2024年秋の開業を目指しています。

引用元:(c) At Home Co.,Ltd.(https://www.athome.co.jp/town-library/article/122944/)

この計画は、西部ホールディングスと住友商事が共同で進めているものであり、2023年12月には同施設に誘致予定の主要11テナントが発表されました。

発表された誘致予定の店舗の例

1階(食品系)
・スーパー「サミットストア」

2階(ファッション･インテリア系)
・ファッションブランド「H＆M」
・インテリア家具販売「アクタス」

3階(ファミリー系)
・ベビー用品大手「アカチャンホンポ」
・書店「ジュンク堂書店」
・家電販売「ノジマ」

4階(エンタメ系)
・全12スクリーン計1800席規模のシネマコンプレックス（名称未定）

などなど

約150店舗を誘致する予定とのことで、完成すればその後所沢市を代表する商業施設になることは間違いありません。

最後に③の「2024年3月以降に予想される設備関連の投資負担などを中長期視点で勘案した結果、施設を継続していくことが難しいと判断されたから。」についてですが、新所沢パルコはすでに築40年が経過している施設です。

今すぐではなくとも、近いうちに改装や補強といった追加の設備投資が必要だと予想されますが、そこには多額のコストがかかるわけで、それ以上のリターンを得られないと判断されたのでしょう。

新所沢パルコの閉店後の跡地は何になる予定？

みなさん^^こんばんは☆今日は新所沢に行く予定があり、昼間のパルコの撮影をしてきました☆ #パルコ #新所沢パルコ pic.twitter.com/xjSRzaPNxk

— mogi_keiki　模木恵樹 (@mogi_keiki) December 29, 2023

結論から言いますと、新所沢パルコの閉店後の跡地が何になるかは現在未定です。

ただ新所沢パルコの閉店後の跡地に何ができるかについては、「新所沢駅周辺まちづくり特別委員会会議」(令和4年11月開催)にて、一部話合いが行われていました。

議事の内容はこちらにまとめられているのですが、かなり文量は多いです。

ですので内容を要約すると、新所沢パルコの閉店後の跡地の利用方法は下記の2点を重要視して決定されるようです。

所沢市の住民にとって利便性が高い施設であること。
日中に人を集めるような施設であること。

この2点を満たすことを考えたとき、新所沢パルコの閉店後の跡地の利用方法に関して有力な説は、引き続き大きな商業施設が入るorオフィスビルが建設されるのどちらかだと思われます。

新所沢パルコの閉店後の跡地に大型の商業施設ができれば、その周辺住人の利便性は高いままで保たれますし、人も集まりますよね。

またネット上でよくみられる意見として、「大型マンションが建つのではないか」というものがあります。

新所沢パルコ跡地、建物は象徴的だから残して武蔵野プレイスみたいないい感じの公共施設にならんかな。妥当なのは取り壊してマンションなんだろうけど。所沢との差別化で文教地区に振り切れてもいい気がしてる。

— げんもり (@omorid1) March 1, 2023

ですが、ただ人が住むだけのマンションにしてしまえば、日中に所沢市に人を集めることにはつながりにくいでしょう。

なぜなら、日中は東京など都心で仕事をするものの、家賃を抑えるために当該マンションに住むという人が多くなることが予想されるからです。

この内容は、先ほど紹介した会議の中でも強く主張されていた意見でした。

よってマンションではなく、人が昼間そこに来て働くようなオフィスビルになる可能性はあるかと思います。

竣工間近の御堂筋ダイビル。オフィス街である本町の南端にあり、すぐ南には繁華街である心斎橋最北端のWホテル。その立地に相応しい、オフィスビルと商業ビルのハイブリッドなデザインのビルが完成しましたね。 pic.twitter.com/enyMm1XcQF

— けんたろう🇺🇦 (@ken_ta_rou) January 3, 2024

ちなみに、今回の新所沢パルコの閉店によって生まれた失業者の雇用を創出するという観点で見れば、引き続き大型商業施設として利用される可能性の方が高いかもしれません。

ですが先ほど少し紹介した「所沢駅周辺での大規模再開発」でできる新しい商業施設で、雇用の創出と住人の利便性の維持は事足りると判断されるのであれば、必ずしも商業施設にこだわる必要はないでしょう。

みなさんは新所沢パルコの跡地は何になると予想しますか？

新所沢パルコ閉店後の映画館や自転車置き場はどうなる予定？

結論から言いますと、Let’s館の4階にある映画館の「新所沢レッツシネパーク」は閉館、自転車置き場(新所沢駅西口第3自転車駐車場)は廃止となります。

まずは「新所沢レッツシネパーク」の閉館についてです。

当社が運営する映画館「新所沢レッツシネパーク」は、2021 年 2 月 24 日に株式会社パルコより発表された「新所沢パルコの営業終了について」の通り、入居ビルの閉館に伴い 2024 年 2月 29 日（木）をもちまして閉館する運びとなりました。

引用元:https://ttcg.jp/topics/ttcg20231020.pdf

この「新所沢レッツシネパーク」は、所沢市にある数少ない映画館のうちの1つですので、無くなってしまうのはとても悲しいですし、影響が大きそうです。

ですがこの点に関しては先ほどもお話したように、現在開発が進められている所沢駅西口の大型商業施設に映画館を誘致しているという情報が出ています。

ただこの新所沢レッツシネパークにたくさんの思い出を持っている人はたくさんいるでしょう。

そんな方たちに向けて新所沢レッツシネパークでは、”さよなら興行”というイベントが開催される予定ですので、お時間がある方はぜひ訪れてみてください。

さよなら興行『シネパークで楽しむ最後の映画たち』開催のお知らせ
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2/2(金)～2/29(木)の4週間にわたり、さよなら興行を開催いたします。上映ラインナップは下記ページに後日発表させていただきます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。https://t.co/gGl38Zr30w pic.twitter.com/NThwBt8Lf6

— 新所沢レッツシネパーク (@sintokocinepark) December 31, 2023

また自転車置き場についてですが、埼玉新聞より次のように報道されていました。

所沢市は、同市緑町1丁目の大型商業施設「新所沢パルコ」の地下に設置している「新所沢駅西口第3自転車駐車場」を2024年2月29日で廃止する方針を決めた。同じ日に新所沢パルコが閉店を予定しており、単独運営が困難と判断した。

引用元:© The Saitama Shimbun. All rights reserved.(https://www.saitama-np.co.jp/articles/32275)

この新所沢パルコの自転車置き場(新所沢駅西口第3自転車駐車場)の廃止後は、駅西口にある第1と第4の二つの駐車場を利用するとのことです。

上記2つの自転車置き場について、いずれについても稼働数は余裕があるそうなので、心配はなさそうですね。