生活

卵不足の原因は?なぜ&いつまでについて分かりやすく解説!

みなさんは、今は深刻さが増している卵不足の原因、つまりなぜ卵不足が起きているのかということについて知りたくはありませんか?

また、卵不足がいつまで続くかということの見通しについても知りたくはありませんか?

という事で今回は「卵不足の原因は?なぜ&いつまでについて分かりやすく解説!」と題して記事をお届けいたします!

この記事でわかること

  • 卵不足の原因!なぜ卵が足りないのか!
  • 卵不足はいつまで続く見通しなのか!

ぜひ最後まで楽しんでご覧下さい!

卵不足の原因!なぜ卵が足りないのか!

卵は日本の食卓において、なくてはならない存在といっても過言ではありません。

2020年国際鶏卵委員会の発表によると、日本の1人当たりの年間消費量は340個と、世界の中で第2位となっています。

そんな日本において現在、卵不足が深刻な問題となっています。

手に入らないとはいかないまでも、卵不足による卵の値上げによって、多くの家庭や飲食店などが悲鳴を上げている状況です。

実際に一部の飲食店では、卵不足が原因で、卵を使う一部メニューの提供停止などの措置も取られています。

ではなぜ、こんなにも卵が不足しているのでしょうか?

卵不足になっている原因①鳥インフルエンザ

結論から言いますと、卵不足になっている1つ目の原因は、鳥インフルエンザです。

厚生労働省によると、鳥インフルエンザについては以下のような説明がされています👇

鳥インフルエンザとはトリに対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症です。 人におけるほとんどの感染者は、 感染した家きんやその排泄物、死体、臓器などに濃厚な接触があります。 日本では発症した人は確認されていません。
引用元:© Ministry of Health, Labour and Welfare(https://onl.bz/NWvqaLy)

2023年現在流行している鳥インフルエンザは、2022年12月頃が始まりです。

ヤフーニュースの記事によれば、鳥インフルエンザの影響で、既に1500万羽の鶏が殺処分されているそうです。(2023年3月時点)

1500万羽とはとんでもない数ですよね。

卵不足になっている原因②餌代の高騰

そして卵不足の原因の2つ目は、ウクライナ問題による鶏に食べさせる餌代の高騰です。

先ほどご説明した鳥インフルエンザによる大量の鶏の殺処分を受け、世の中は深刻な卵不足に陥っています。

そして、本来であれば鳥インフルエンザの被害に遭っていない養鶏場は卵の増産に踏み切ります。

ですがそれに歯止めをかけているのが、鶏の餌代の高騰なのです。

卵を作る量を増やしたくても、餌代の高騰が原因で簡単にはできず、結果卵不足をさらに深刻化させているようです。

>>ヤフーニュースの記事はこちら

卵不足になっている原因③日本の卵に対する海外需要の増加

卵不足になっている3つ目の原因は、日本の卵に対する海外の需要が増加していることです。

2023年2月、朝日新聞から下記のタイトルの記事が出ています👇

日本の卵、4億個が香港人の胃袋に 輸出の9割、3年で3倍に急増

この記事によると、昨今の日本食の人気急上昇にともなって、日本から香港への生卵(鶏卵)の輸出量が増加しているとのことです。

具体的に言うと、2022年の日本から台湾への鶏卵の輸出量は8250トンで、2019年の3.3倍にもなっています。

理由は、需要が高まっていることで、海外輸出した方が卵が高い値段で売れるからです。

よって必然的に、生卵の日本国内の流通量が減り、卵不足になるのです。

>>朝日新聞の記事はこちら

卵不足はいつまで続く?見通しは?

結論から言いますと、今後もしばらく卵不足は続くと思われます。

その期間は最低でも、おおよそ半年から1年と考えておくといいでしょう。

先ほど挙げた「卵不足の3つの原因」ですが、1つ目の鳥インフルエンザは時期的なものです。

ですが鳥インフルエンザにより、大量の鶏の殺処分を余儀なくされた養鶏場が、すぐに再起できるかと言われれば、疑問が残ります。

つまり、鳥インフルエンザの流行が終わったからと言って、卵不足がすぐに解消されるとは思えません。

また、先ほどご紹介した卵不足の残り二つの要因は、今後も続くことが予想されます。

よって、卵不足がいつまで続くのかという事に関しては、今後もしばらく続くという結論になりました。

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「卵不足の原因は?なぜ&いつまでについて分かりやすく解説!」と題して記事をお届けいたします!

この記事でわかること

  • なぜ卵不足が起こっているのかに関しては①鳥インフルエンザ②餌代の高騰③日本の卵の海外需要の高まりの3つが原因!
  • 卵不足はいつまで続くのかについては、最低でも半年から1年との見通しではないかと思われる。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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