【IWGP】リカ事件の犯人は？女優小雪や加藤あいの役どころも解説

2000年4月～6月に放送された「池袋ウエストゲートパーク」通称『IWGP』は、脚本家の宮藤官九郎が初めて手掛けた連続ドラマで、当時社会現象を巻き起こす程の人気作となりました。

「色褪せない名作」「豪華すぎるキャスト陣」など、いつの時代でも話題に上っていましたが、ドラマを視聴する方法はDVD購入のみ。

しかし2023年現在、サブスクでの視聴が可能となり『IWGP』ブームが再熱しています。

そこで気になるのが、リカ事件（第1話で殺害された酒井若菜）の犯人や、女優小雪や加藤あいの役どころです。

そこで今回は、『IWGP』リカ事件の犯人や女優小雪や加藤あいの役どころについて解説します。

『IWGP』リカ事件の犯人は誰？

『IWGP』第1話で殺害されたリカ（酒井若菜）事件の犯人はズバリ「ドーベルマン山井（坂口憲二）」です。

実行犯はドーベルマン山井ですが、殺害を指示したのは「ヒカル（加藤あい）」でした。

https://twitter.com/waru_taro/status/1616533765135953920

ヒカルは「多重性人格障害」を患っており、別人格のヒカルが、ドーベルマン山井にリカ殺害を命じたのです。

そもそもヒカルが多重性人格障害になってしまったキッカケは、幼少期に父親から受けた性的虐待でした。

ヒカルはストーカー被害に悩んでいましたが、それも別人格の自分の仕業だったのです。

リカ事件の動機は、マコト（長瀬智也）とリカの関係に嫉妬したわけではなく、本当の姿のヒカルを困らせるのが目的でした。

親友のリカを殺せば、ヒカルが苦しむと思ったからです。

別人格のヒカルは、普段のヒカルを強く憎んでいました。

何不自由なく生活し、日常を存分に楽しんでいるヒカルのことが許せなかったのです。

何よりもリカちゃんを殺した犯人が謎である。シュンが死体の絵ばかり描いていたのが榎本総一に似たものを感じて怪しい。ドーベルマン山井とヒカルの関係が謎。キングかっこいいしマコトのお母さんかわいい。赤池美里さんどれだろ分からない。 #池袋ウエストゲートパーク #IWGP考察

— 田中デュラン (@tanaka_duran) August 12, 2019

また、シュン（山下智久）を殺害したのも、別人格のヒカルがドーベルマン山井に依頼したものでした。

理由は、別人格の自分をシュンに目撃されてしまい邪魔な存在となったことや、ヒカルと仲の良かったシュンを消すことで本来の姿のヒカルを苦しめることが目的です。

女優「小雪」や「加藤あい」の役どころ

池袋ウエストゲートパークにが、今をときめく女優陣が数多く出演しています。

中でも、ドラマの中心人物であった「小雪」さんや「加藤あい」さんの役どころが気になるところです。

小雪さんが登場したのは第5話でした。（全11話）

https://twitter.com/lemonpie0720/status/1569917666437251072

役名は「松井加奈」で、主人公マコト（長瀬智也）の母が経営する「真島フルーツ」に貼られているパート募集の貼り紙を見て、応募しに来たのが小雪さんです。

真島フルーツに来る以前は、モデルの仕事をしていたという美貌の持ち主。

実に20年振りにGYAOでIWGP見てるー
携帯電話とか時代を感じるところはあるけど、それでも斬新やなぁー
当時は何とも思わんかったけど、今なら放映出来んのも分かる。
そしてこの時の小雪の可愛さと言ったら…#池袋ウエストゲートパーク pic.twitter.com/fTOglRqnLh

— リ (@lyowta) January 10, 2021

加奈が実家のフルーツ店で働くようになり、お互いに意識するようになります。

しかし、謎に包まれた生活を送る加奈は、京極会の会長である「蓮沼」の愛人でした。

蓮沼の指示を受けて、仕事を転々としていたのです。

第7話でマコトと加奈は一線を越えますが、マコトが加奈を選ぶことはなく、マコトのことが好きだった加奈は失恋する形になりました。

加藤あいさんは『IWGP』のヒロインで、役名は「渋沢光子（通称ヒカル）」です。

https://twitter.com/matatabimune/status/1616112018595123207

主人公マコトの彼女であり、ドラマのカギとなる重要人物でした。

父親は有名な交響楽団で指揮者で、母親は大学教授という「裕福な家庭のお嬢様」を絵に描いたような、何不自由のない生活を送っています。

大豪邸で暮らし、お金に困ることもありません。

傍から見ると羨ましい生活に感じますが、実際のヒカルは孤独で心に深い傷を負っていました。

父親は家を出ていき、母親は彼氏を作って別の家で暮らしていたため、愛情に飢えていたのです。

そんな時、マコトと出会います。

マコトを好きになったきっかけは、マコトから不意に言われた「金使ってくれる女じゃなくたって、好きだったら一緒に遊ぶ」という言葉でした。

今まで自分の孤独を埋めるためにお金を使ってきたヒカルにとって、マコトの言葉は心に大きく響くものとなりました。

https://twitter.com/pinknoneko0203/status/1611696766327422976

しかしヒカルは多重性人格障害を患っており、本来のヒカルも気づかぬうちに、別人格のヒカルが様々な悪事を働きます。

第11話で、自分の中に別人格の人間が存在することを知ったヒカルは、警察署の屋上から飛び降りました。

幸い一命を取り留め、その後、療養することとなります。

まとめ

今回は、『IWGP』の第1話で起きたリカ事件の犯人や、女優小雪や加藤あいの役どころについて紹介しました。

リカ事件の実行犯はドーベルマン山井でしたが、ヒロインであるヒカルの別人格がすべて犯行を指示していたという驚きの展開でしたね。

豪華なキャストも話題となっている『IWGP』ですが、小雪さんや加藤あいさんだけでなく、多くの俳優陣が出演しています。

主演の長瀬智也さんを筆頭に、窪塚洋介さん・坂口憲二さん・高橋一生さん・妻夫木聡さんなど、実力派俳優の演技も合わせて楽しむことができますので、ぜひ1度視聴してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。