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広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由!建設費や収容時間などまとめ!

みなさんは、広島に新しく作られているサッカースタジアム「エディオンピースウィング広島」が”いらない”と反対される理由について知りたくはありませんか?

また、サッカースタジアム「エディオンピースウィング広島」の建設費や収容人数について知りたくはありませんか?

ということで今回は「広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由!建設費や収容時間などまとめ!」と題して記事をお届けいたします!

この記事を読んでわかること

  • 広島に新しく作られているサッカースタジアム「エディオンピースウィング広島」が”いらない”と反対される理由について!
  • サッカースタジアム「エディオンピースウィング広島」の建設費や収容人数について!

ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!

広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由!

広島の新しいサッカースタジアムとして注目を浴びている「エディオンピースウィング広島」。

このサッカースタジアムの建設が検討されるきっかけとなったのは、2012年にサンフレッチェ広島(サッカーチーム)が初のリーグ優勝を飾ったことでした。

今回の「エディオンピースウィング広島」建設の一連のプロジェクトは、「HIROSHIMAスタジアムパークPROJECT」と命名され、広島市が主体となり、地元の官民(官庁や民間)、市民、サポーターなどの協力を経て、2023年12月末にとうとう完成しました。

https://twitter.com/george_sanfre8/status/1743504707044438081

広島の新たなシンボルとなることが期待されているこのスタジアムなのですが、実は一部では「いらない」など反対の声が挙がっているんです。

この広島の新スタジアム「エディオンピースウィング広島」はどうしていらないと言われているのでしょうか?

これからお話しする2つの問題点は、2017年1月に提出された「広島市中央公園へのサッカースタジアム建設候補地撤回申し入れ書及び質問書」という資料の中で挙げられていたものになります。

広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由①スタジアム周辺環境への悪影響が懸念されるから

広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由①は、スタジアム周辺環境への悪影響が懸念されるからです。

周辺環境への悪影響とは、より具体的にいうと下記の3つがあげられます。

  • スタジアム周辺の騒音
  • スタジアム周辺の渋滞
  • スタジアム周辺の違法駐車

これらの問題点の指摘を受け、広島の新スタジアムの建設計画を進めていく作業部会は、対策案として下記のように回答しました。

騒音対策

① 観客席全面を屋根で覆います。
② 防音性の高い扉やサッシなどを採用します。
③ 21時以降の鳴り物応援は禁止し、サポーターに協力を依頼し
ます。
④ 地元チーム用のゴール裏観客席(サポーターズシート)は南側
に設けます。
⑤ 場内アナウンスの音漏れを防ぐため、音が広がりにくいスピー
カーを採用します。

渋滞・違法駐車対策

① 公共交通の利便性が高い都心部に位置することから、スタジア
ムには一般観客用の駐車場を整備せず公共交通の利用促進を行
うことなどにより、自動車での来場を抑制します。(自動車での
来場者は、紙屋町など都心部の既設民間駐車場を利用すること
になります。)
② 周辺道路上での送迎車の停車を抑制するため、必要な場所に警
備員の配置や柵の設置などを行います。
③ 基町住宅地区内及びその付近での違法駐車を抑制するため、必
要な場所に警備員を配置します。

引用元:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/252857.pdf

これらの対策案は、「エディオンピースウィング広島」と立地条件が似ている既存のスタジアムである「ノエビアスタジアム神戸」の事例をもとに考えられたものです。

このような対策案をもとに建設が進められ、先日完成した広島の新スタジアムですが、実は最近、本番を想定した音響テストが行われました。

実際の映像はこちらです。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=e8UiFV–ams

動画内では、実際にスタジアム周辺に住む住民の方の声を聞いていますが、どうやら騒音はほぼ気にならないようです。

防音対策はしっかりと成功しているようですね。

その他のスタジアム周辺の渋滞や違法駐車に関しては、実際にスタジアムが使われ始めないとわからない部分ではあります。

これに関しては、スタジアムを訪れるサッカーファンの皆さんのモラルにも大きく左右されそうですね。

広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由②中央公園内につくるから

広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由③は、中央公園内につくるからです。

「広島市中央公園へのサッカースタジアム建設候補地撤回申し入れ書及び質問書」の中では、広島市中央公園について下記のように述べられていました。

この中央公園は、 日本の歴史公園100選 都市景観100選にも選出されている公園で、 都市の中央部に位置することによる環境衛生的効果・心理的効果・防災効果(耐震性貯水槽)は極めて秀逸で、 国際平和文化都市広島のパブリックパークとして誇りうる公園です。 園内には原爆慰霊碑や友好都市交流記念の華園、ビオトープせせらぎもあり貴重な資源の宝庫になっています。とりわけ直近の基町地区住民にとってそれらの意味合いは大きく、 中央公園自体が消滅してしまうことに大きな危惧を抱いています。 周辺環境の激変により基町住民が被る生活への影響は甚大であり大きな不安を抱いているのも事実です。

引用元:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/236529.pdf

確かに、普段から広島市中央公園を利用している人からすれば、当然の心配かと思います。

これに対し作業部会は、数あった候補地の中で広島市中央公園が選ばれた理由として、下記のような点を挙げていました。

  • 交通の便・アクセスが良いこと。
  • 広島市中央公園の敷地面積に余裕があること。

ちなみに、今回のスタジアム建設の候補地については、旧広島市民球場跡地、広島みなと公園、そして広島市中央公園が候補地として上がっていました。

そして最終的にはこの3つの中から、広島市、中央公園以外の2つに絞られていたのですが、行政とサンフレッチェの間で折り合いがつかず、どっちに決め切ることも出来ませんでした。

その結果として、いわば折衷案のような形で広島中央公園が選ばれたのです。

敷地の一部がなくなってしまいはするものの、スタジアムができることによって、周辺住民がより楽しめる広島市中央公園になることを願うばかりです。

エディオンピースウィング広島の魅力!

以上、広島の新スタジアム「エディオンピースウィング広島」が”いらない”と反対されている理由を見てきましたが、もちろん「エディオンピースウィング広島」に期待する声もたくさんあります。

エディオンピースウィング広島の魅力を挙げておくと、下記のようになります。

  • 広島や中国地方のサッカーのさらなる盛り上がり!
  • ピッチとの距離は最短8m!臨場感のあるスポーツ観戦が可能!
  • メインビジョンの大きさ(幅32m、高さ9m)は、サッカー専用スタジアムでは国内最大級!
  • スタジアム周辺にはカフェやレストランも開業予定!(2024年8月開業予定)

今回のエディオンピースウィング広島の建設は、地元広島はもちろん、全国のサッカーファンにとって非常に嬉しいものです。

またこのスタジアムができたことがきっかけで、新たにサッカーに興味を持ってくれる人々が増えるのはほぼ確実でしょう。

そうなれば、地元広島ではもちろん、そこから派生して全国的なスポーツ振興に寄与してくれるはずです。

またカフェやレストランなどが開業すれば、家族が休日に遊びに来る場所、旅行者が観光の際に立ち寄る場所にもなりうりますよね。

確かに今回の広島の新スタジアムの建設には、デメリットや問題点も存在しますが、それ以上のメリットがあるのであれば、うまく問題点に対処しながら、運営を続けてもらいたいものです。

ちなみに2024年2月10日には、対ガンバ大阪のプレシーズンマッチが、2月下旬にはJリーグ開幕戦となる対浦和レッズ戦が予定されています。

ぜひぜひ立ち寄ってみてくださいね!

広島のサッカースタジアムの建設費や収容人数など情報まとめ!

ここでは、新しくできる広島のサッカースタジアム「エディオンピースウィング広島」の情報について見ていきたいと思います。

中国新聞デジタルの記事では、下記のように書かれていました。

  スタジアムは鉄筋7階建て延べ6万7253平方メートル。2万8520席を備え、国際試合を開ける。スタンドは鳥の翼をイメージした大屋根で覆われ、 最前列と天然芝のピッチの間は8メートルと近い。メインビジョン(幅32メートル、高さ9メートル)は、サッカー専用では国内最大級となる。  総事業費は285億7千万円。家電量販のエディオン(中区)が30億円、マツダが20億円を出すほか、地元経済界が約18億円を集めた。個人の寄付も6億円超に上る。県と市は各30億7200万円を負担する。

引用元:©2024 中国新聞社 無断転載を禁じます。© LY Corporation(https://tinyurl.com/2ckjoeup)

ということで、広島のサッカースタジアム「HIROSHIMAスタジアムパークPROJECT」の情報をまとめますと、下記のようになります。

  • 収容人数・・・2万8520人(ひと席1人とした場合)
  • 総事業費(スタジアム建設費+関連整備費+埋蔵文化財発掘調査など)・・・285億7千万円
  • 階数・・・鉄筋7階建て
  • 広さ・・・延べ6万7253平方メートル(東京ドームの約1.5倍)

まず収容人数に関してですが、日本の代表的な大型スタジアムと比較すると、ちょうど真ん中ぐらいに位置しています。

  1. 東京ドーム・・・5万5000人
  2. さいたまスーパーアリーナ・・・3万7000人
  3. HIROSHIMAスタジアムパークPROJECT・・・2万8520人
  4. 横浜アリーナ・・・1万7000人
  5. 日本武道館・・・1万4501人

また総事業費に関して、計画当初は約190億円を見込んでいました。

ですが建設事業者へのヒアリング結果や原材料費の上昇などにより、最終的にこの金額になったとのことです。

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由!建設費や収容時間などまとめ!」と題して記事をお届けいたしました!

この記事のまとめ

  • 広島のサッカースタジアムが「いらない」と反対される理由は、周辺環境への悪影響や中央公園の一部が失われてしまうことへの不安などだった。
  • 広島のサッカースタジアムの収容人数は約2万8000人、総事業費(スタジアム建設費+関連整備費+埋蔵文化財発掘調査など)は285億7千万円!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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