2003年に発売されたユニクロの代名詞といえる「ヒートテック」ですが、温かさを追求し毎年改良されているそうです。
そんな冬の必需品と言っても過言ではないヒートテックですが、着用することで背中の肌荒れに悩まされるという人もおられます。
本当にヒートテックの着用が原因で背中が肌荒れしてしまったのでしょうか?
この記事では、ヒートテックによる背中の肌荒れするのは本当なのかまとめてみました。
また、ヒートテックは肌に悪い物なのかも調査してみました。
この記事で分かること
- ヒートテックで肌荒れするのは本当か
- ヒートテックは肌に悪い物なのか
ヒートテックで背中が肌荒れするのは本当?
ヒートテックを着ることで背中が肌荒れすることは本当だと分かりました。
ヒートテックで背中が肌荒れるのは主に「静電気」と「吸湿発熱」が原因だそうです。
静電気による肌荒れ
ヒートテック自体は生地に静電気を防止してくれる加工が施されているみたいです。
このことから、静電気が起こる原因はヒートテックにないことが分かりました。
静電気が発生する原因を調べてみると、使用されている素材の繊維が関係していると考えられます。
ヒートテックは、化学繊維と言われているマイナスの繊維を使用して作られています。
反対に、ニット類などでは天然繊維と言われているプラスの繊維を使用して作られています。
これらのマイナスとプラスの繊維がこすれることによって静電気が発生するようです。
吸湿発熱による肌荒れ
ヒートテック1枚で温かいと感じられるのは「吸湿発熱効果」が優れているからだと言えます。
簡単に言うと、体の水分を吸収し熱に変えるということです。
ヒートテックは、吸湿発熱効果が高く着ているだけで体の水分を多く吸収し熱に変えるため温かさを維持できるということです。
すなわち、体の水分をヒートテックが熱に変えてしまうため肌は乾燥状態となり肌荒れするのです。
これらから、ヒートテックと他の衣類で生じる静電気とヒートテック自体の吸湿発熱効果の高さによって背中が肌荒れしてしまうと考えました。
ヒートテックは肌に悪い?
ヒートテックは肌質や合わせる服によって肌に悪いか良いかが分かれると思います。
なぜなら、ヒートテックを着て肌荒れする人もいますが私自身はヒートテックを着ていても何も症状がないからです。
肌が弱かったり化学繊維アレルギーを持っている人はヒートテックは肌に悪いものになります。
ニット類などの天然繊維を合わせて着ると静電気が起こりやすくなり肌荒れするだけでなくアレルギー性疾患にもなりやすくなるようです。
まとめ
ヒートテックと肌荒れについてまとめてみました。
ヒートテックは、静電気が起きやすく吸湿発熱効果が高いので肌荒れしやすいということが分かりました。
また、肌が弱い人にとってはヒートテックが肌に悪いともいえ、合わせる服によってもアレルギー性疾患にもなりやすい可能性があります。
ヒートテックを着て肌荒れしてしまう人は、ヒートテックを肌に直接触れさせるのではなく肌着を天然素材のものにしその上からヒートテックを着るのが良いかもしれませんね。
ヒートテックは、寒い時期には欠かせない人が多いと思われますが肌荒れやアレルギーになる危険性もあります。
着用する際は、合わせる服や肌着を着るなど肌荒れ対策をすることをおすすめします。