みなさんは、雲の上のホテルが建て替え中止で取り壊しという噂の真相について知りたくはありませんか?
また、雲の上のホテルの施設の詳細情報についても知りたくはありませんか?
ということで今回は「雲の上のホテルが建て替え中止で取り壊し?施設の詳細情報もまとめ!」と題して記事をお届けいたします!
この記事を読んでわかること
- 雲の上のホテルが建て替え中止で取り壊しという噂の真相について!
- 雲の上のホテルの施設の詳細情報について!
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
雲の上のホテルが建て替え中止で取り壊し?
雲の上のホテルは、高知県にある宿泊施設です。
I'm at 雲の上のホテル in 高岡郡梼原町, 高知県 https://t.co/GYt2TwJshb pic.twitter.com/1pjzb5WDvV
— はせ (@hase2019) January 2, 2020
こちらはホテルの入り口の様子ですが、大きな屋根は飛行機の翼をイメージしているとのこと。
またこの建物は、有名な建築家・隈研吾さんが設計したことでも知られています。
詳細についてはこの記事の後半でご説明しますが、自然に囲まれた環境にあるとても素敵な宿泊施設です。
そんな雲の上のホテルについて調べていると「雲の上のホテル 建て替え中止」「雲の上のホテル 取り壊し」というワードに検索数が集まっていることが分かりました。
実はこの雲の上のホテルは、2021年10月から改装のための工事が始まり、2024年4月に営業を再開する予定となっています。
ということでここからは、この雲の上のホテルの建て替え中止や取り壊しに関する一連の流れをご説明いたします。
雲の上のホテルの建て替え中止や取り壊しに関する一連の流れ
この雲の上のホテルが営業が開始したのは、1994年のこと。
およそ6億2000万円の費用をかけて建設が行われました。
それから約26年経った2021年10月末から、「施設の老朽化」を理由として建て替え工事が開始されることとなりました。
老朽化が原因で、雨漏りや部屋の音漏れが起こっていたようです。
「雲の上のホテル・レストラン」は1994年に国道197号沿いの太郎川公園(同)内に開業。近くには「雲の上の温泉」や「雲の上のプール」もあり、町の主要な観光スポットとなっていた。だが、近年は雨漏りや部屋の音漏れなど老朽化が目立ってきており、改修が検討されてきた。
引用元:© The Asahi Shimbun Company.(https://www.asahi.com/articles/ASP1072WLP1HPTLC00H.html)
この建て替え工事に伴い、雲の上のホテルの施設は取り壊し。
この建て替えは、下記のような想定のもと進められていました。
- 別棟の「道の駅 ゆすはら」にある直販所はホテルの敷地内に併設。
- 延べ床面積は約5千平方メートル、部屋数は42室(いずれも建て替え前の約3倍の規模)
- 建て替えにかかる費用は、総額約26億円の見込み。
これまで町のシンボルとして活躍してきたホテル・施設の建て替え工事。
順調に進んでくれればよかったのですが、2023年3月にある報道がなされます。
それは、ホテルや施設を新たに建築するための資材が高騰し、当初約26億円と見込まれていた費用が約38億円までに膨れ上がるという内容でした。
これだけの費用の増加となると、おそらく雲の上のホテルの建て替え中止し、取り壊しで終わりという話も出たことでしょう。
しかし結果的には、完成規模を縮小し建て替えは継続されることとなりました。
資材高騰による完成規模の変更点
- 当初は宿泊客の定員を84人としていたが、建て直し以前と同規模の44人にとどめる。
- 新たに設置を予定していた宴会場の建設を断念。
この変更により、建て替えにかかる費用は、およそ23億円まで圧縮されました。
また新たなホテルは、富裕層や個人旅行者向けに切り替えることになったそうです。
ということで結果的に、建て替えにかかる費用は当初の想定よりも少なくなりました。
また富裕層向けというワードから、施設やホテルのサービスなどが充実する代わりに、宿泊料金が高くなる可能性がありますね。
もしかしたら以前より、泊まりにくいホテルにはなってしまうかもしれません。
以上が、雲の上のホテルの建て替え中止や取り壊しに関する一連の流れです。
梼原町は、事業費高騰で建て替え計画を全面的に見直していた雲の上のホテル・レストランと道の駅の事業規模を縮小するなどした太郎川公園再生基本構想を公表しました。#梼原町#雲の上のホテルhttps://t.co/5gwgqeb1D4
— 高知新聞 (@Kochi_news) February 23, 2023
雲の上のホテルの施設の詳細情報まとめ
ということで、2024年4月から営業を再開する雲の上のホテルの施設の詳細情報についてまとめます。
雲の上のホテルの施設の詳細情報
・住所:高知県高岡郡梼原町太郎川3799-3
・併設施設:雲の上のレストラン
・周辺施設:マルシェ、ユスハラ雲の上の温泉・プール、道の駅ゆすはら等
・TEL:0889-65-1288
・FAX:0889-65-1277
そしてこのホテルの予約についてですが、先にお伝えした通り雲の上ホテルは現在建て替えのため休業中です。
施設の最新情報などについては、雲の上グループ高知【公式】からご確認いただきますようお願いいたします。
また、ホテル予約サイトのURLはこちらです。
>>楽天トラベル
>>じゃらん
大自然に囲まれた立地
この雲の上のホテルは、高知県高岡郡梼原町のなかでも中心部から少し離れた山間部にあります。
故にホテルからは非常に豊かな自然を楽しむことができ、実際にこのホテルに泊まった方からは、「都会のせわしさから解放されのどかなひと時を過ごすことができた」との評価が多く集まっているようです。
https://twitter.com/kinako1137/status/1406532253933473802
雲の上のホテルと隈研吾さん
この雲の上のホテルは、有名な建築士である隈研吾さんが設計を担当したことでとても有名です。
https://twitter.com/ambafrancejp_jp/status/1769956131596874010
生年月日と出身地 | 1954年8月8日、神奈川県横浜市 |
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出身校 | 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了 |
職業 | 建築家 |
受賞 | 日本建築学会賞作品賞(1997年) 村野藤吾賞(2001年) リーフ賞(2008年) 毎日芸術賞(2010年) 芸術選奨文部科学大臣賞(2011年) |
所属 | 慶應義塾大学 早稲田大学 東京大学工学部 隈研吾建築都市設計事務所 |
これまで隈研吾さんが関わってこられた建物には、下記のようなものもあります。
・国立競技場 ・高輪ゲートウェイ駅 ・角川武蔵野ミュージアム ・M2ビル ・水/ガラス ・伝統芸能伝承館森舞台 ・那珂川町馬頭広重美術館 ・石の美術館 ・GREAT (BAMBOO) WALL ・サントリー美術館 ・根津美術館本館 ・英国アンティーク博物館 BAM鎌倉 |
【国立競技場】
https://twitter.com/Hinata_80000/status/1771791981611557047
隈研吾さんの建築の特徴は、「和」や「木材」を使用したデザイン。
雲の上のホテルの付近に位置するまちの駅「ゆすはら」のデザインからも、隈研吾さんのこだわりが見て取れます。
建築家 隈研吾(くまけんご)氏が設計した、高知県高岡郡梼原町(ゆすはらちょう)にある建築。
1.雲の上のギャラリー(2010年)
2.雲の上のホテル(1994年)
3.まちの駅ゆすはら(2010年) pic.twitter.com/ffOGRK0UYb— 建築パース.com (@kenchiku_pers) February 15, 2021
隈研吾さんが、雲の上のホテルがある梼原町と出会ったのは、1987年のこと。
当時梼原公民館の保存運動に関わっていた高知県在住の小谷匡宏さんという一級建築士の方に招かれ、隈研吾さんは梼原町にやってきました。
その際に隈研吾さんが、梼原公民館の木造建築に感動を覚えたことがきっかけで、今の建築スタイルが生まれたのです。
このことから隈研吾さんは、梼原町を“自分の原点”と語っているのだそうですよ!
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「雲の上のホテルが建て替え中止で取り壊し?施設の詳細情報もまとめ!」と題して記事をお届けいたしました!
この記事のまとめ
- 雲の上のホテルは建て替え中止にはならなかったが、完成規模が縮小された。
- 雲の上のホテルは2024年4月再開予定!
最後までお読みいただきありがとうございました!