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確定申告は「マイナンバーカードなし」でも大丈夫?FPが徹底解説

確定申告とマイナンバーカード

毎年の確定申告ですが、年によって微妙に規則等が変更されていることが多いので、面倒に感じてしまう人も少なくないと思います。

そして、多くの人が「マイナンバーカード」と「確定申告」の関係について不安に感じていることでしょう。

特に窓口や、スマホでのオンライン(e-Tax)手続きの際に「マイナンバーカードは必要なの?」って疑問を持っているのではないでしょうか。

そこで、この記事では「確定申告の手続きでマイナンバーカードは必要なのか?」についてFP技能士が詳しく紹介します。

この記事でわかること

  • 確定申告の手続きとマイナンバーカードの関係
  • マイナンバーカーを持っていない人がマイナンバーを知る方法
  • マイナンバーカード「あり・なし」でのオンライン(e-Tax)申告の方法
  • アプリ(クラウド)で簡単に確定申告する方法

確定申告の手続きとマイナンバーカードの関係

確定申告では「マイナンバーカード」は不要ですが、「マイナンバー」は必要です。

マイナンバーカードがなくても確定申告は可能

確定申告では、マイナンバーカードの提示は不要ですが、マイナンバーの記載は必要です。
よって、「マイナンバー」を知ってさえいれば、「マイナンバーカード」がなくても申告は可能です。

「マイナンバー」と「マイナンバーカード」の区別ができていない人が意外と多いのが実情です。

「マイナンバー」とは、個人ごとに割り振られた12桁の数字そのもの指しています。

「マイナンバーカード」とは、マイナンバーが記載されているプラスチック製のカード(市区町村が発行)を指しています。

マイナンバーカードを持っていない人がマイナンバーを知る方法

マイナンバーカードを持っている人は、マイナンバーはカードに記載されているのでカードを見れば一目瞭然です。

では、マイナンバーカードを持っていない人は、どうやって自分のマイナンバーを確定申告前に知ることができるのでしょうか。

繰り返しますが、確定申告には「マイナンバーカード」は必要ありませんが、「マイナンバー」の記載は必須なので、確定申告の手続きまでに、自分の「マイナンバー(12桁の数字)」を知っておかないと申告はできません。

「マイナンバーカード」を持っていない人が、マイナンバーを知る方法は現状で2つあります。

以前に送付された「マイナンバーの通知カード」、もしくは「マイナンバーが記載されている住民票」です。

マイナンバーカード「あり・なし」でのオンライン(e-Tax)申告の方法

マイナンバーカードの「あり・なし」に関係なく、スマホで確定申告は可能です。

スマホで確定申告をする場合は、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」を利用します。

マイナンバーカード「なし」でのオンライン申告

e-Taxにおける「IDパスワード方式」を利用します。

「IDパスワード方式」を利用する場合は、税務署の窓口でIDとパスワードを発行してもらいます。これによりe-Taxを利用した申告が可能です。

マイナンバーカード「あり」でのオンライン申告

e-Taxにおけるマイナンバーカード方式」を利用します。

マイナンバーカード方式を利用する場合は、マイナンバーカード内の磁気データ等の読取が可能なスマホを活用することでe-Taxを利用した申告が可能です。

スマホ申告の注意事項

所得の種類(不動産所得など)によっては、スマホ申告ができない場合があるので、心配な人は事前に確認が必要です。

クラウドを利用してスマホやPCで簡単に申告する方法

● マネーフォワードのクラウド確定申告を活用
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操作方法に迷った際は、チャットやメール、電話にてサポートを受けることができます。
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まとめ

マイナンバーカードがなくても、マイナンバーを知っていれば、確定申告は可能です。

同じく、スマホでの申告(e-Taxを利用)も可能です。

ただし、スマホでの申告については、一部の所得においては申告できませんので注意が必要です。

●この記事を書いた人

著者:FP-Rex

資格:FP技能士|webライティング実務士

経歴:某経済紙にて金融関係のコラムを執筆。大の車好きで、月刊の車雑誌にも寄稿中。

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