昨年10月に発売されたばかりのGoogle Pixel 7にて、レンズカバーが割れる問題が起こっているとTwitterで報告が相次いでいます。しかも、わずかなユーザーだけでなく、世界中のPixelユーザーが粉々に割れたレンズカバーの写真とともにツイートをあげているのです。
この問題に対して、Googleはどのように対処しているのか？公式サイトの発表を確認しながら対処方法について考えましょう。
この記事でわかること
- Google Pixel 7のレンズカバーが勝手に割れるのは本当？
- Google Pixel 7の問題をGoogleはどのように発表している？
Google Pixel 7とは
2022年にアンドロイドOSを開発したGoogleより発売されたスマートフォンです。テレビCMではフワちゃんを起用して、「消しゴムマジック」などの印象が残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自然美にあふれる高性能なカメラ機能や独自開発したAndroid専用のチップセットを搭載するなど、その完成度の高さからiPhoneと比較されるほどの注目を集めています。
No hay duda que la cámara del #Pixel7 es una de las mejores del mercado @madebygoogle @GooglePixel_US pic.twitter.com/3JvXpxRebu
— Juan Pablo Meneses Gómez (@MenesesJuan) January 24, 2023
Google Pixel 7のレンズカバーが割れる問題が起きている
2022年10月に新機種であるPixel 7の販売を開始して、そのカメラ性能の美しさに世界中のユーザーがPixel 7で撮影した写真を投稿するほどでした。
https://twitter.com/Piratengeier/status/1618647236795301888?s=20&t=ILgCuGyk0fI48l6-2RUEtw
しかし、発売から2ヶ月がたった2022年12月ごろに、#pixel7brokencamera（Pixel 7壊れたカメラ）のハッシュタグとともに、粉々に砕けたPixel 7のレンズカバーの写真がTwitterにあげられ始めました。
A common issue with the brand new #Pixel7 #pixel7brokencamera pic.twitter.com/0SiKf0EV9y
— PHD_AntaresxV (@m_antaresxv) December 6, 2022
この写真を載せたユーザーのほとんどは、落としたりぶつけたりしたものではなく、レンズカバーが勝手に割れたのだと主張しています。
はっきりとした原因が分かっている訳ではありませんが、一部の有識者によると寒い場所から暖かい場所へスマートフォンを移動させた「寒暖差による破壊」が原因ではないかと推察されています。
Googleからの公式発表はどうなっている？
今のところPixel 7のレンズカバーが割れる問題について、Googleからの公式発表はありません。しかし、Google JapanのTwitter公式アカウントを確認すると、レンズカバーが割れたユーザーに対して次のとおりのリプライを残しています。
「 iCracked または購入元の店舗に確認して欲しい」※対象のツイートは既に削除されています
iCracked とは、国内唯一のGoogle正規サービスプロバイダですが、メーカー保証が適用される機器の修理は取り扱っていません。つまり、Googleではレンズカバーの修理は、有償修理を想定としている可能性が高いと思われます。
2023年1月時点では、Googleからは正式なコメントは発表されていないため、今後の発表を待つ必要がありそうですね。
修理費用に65,000円かかったというケースも
Twitterのユーザーの中には、Google Pixel 7が勝手に割れたトラブルにあい、実際に修理したユーザーの声もあげられています。
google pixel7のカメラバーが勝手に割れました。
修理で65,000円もかかり…😭
保証対象外で😭寒暖差で割れるみたいです。
品質が低かったということかな。※他のスマホは割れないもの
次からはgoogle pixel買わない。絶対買わない。😡 pic.twitter.com/9bmtxHSeVn— えっぴ (@__e_p_p_y__) January 26, 2023
このツイートによると、Pixel 7の修理費用は65,000円にも及ぶと報告されています。
どの店舗で修理したかは分からないですが、保証の確認もお店にされているため、おそらく正規店としてGoogle Pixel 7を販売している店舗での修理だと思われます。
65,000円あったら新しいスマートフォンを買ってもいい修理費用ですよね。
レンズカバーを守るにはどうしたら？
2023年1月現在では、はっきりとした対処方法はGoogleから発表されていません。そのため、Googleからの情報を待つしかありませんが、既にPixel 7を購入して心配だと言う方もいらっしゃるかと思います。
そんな方のために、次のようなツイートを見つけることができました。
割れる前に。 ミヤビックス、Pixel 7/7 Proの「カメラレンズ」を保護するフィルム発売 https://t.co/gdclCQKJ4N
— Jun Shimada (@shimajiro) January 22, 2023
スマートフォンやノートPCのフィルムを販売する「ミヤビックス」より、Pixel 7のレンズを保護するフィルムも発売されているようです。
このフィルムを貼ることによってレンズ割れを完全に防止できる訳ではないと思われますが、どうしても心配がつきない方は、お守りとして保護フィルムを貼っておくのも一つの手段かもしれません。
また、Pixel 7を寒さの強い日にいきなり暖かい部屋へ持ち込んだり、冷凍倉庫へ持ち込んだりしないように気をつけた方が良いでしょう。
Pixel 7のレンズカバー割れの対処法はまだ示されていない
Google Pixel 7のカメラカバーが割れる問題は、一部のユーザーだけでなく世界中で報告されています。
しかし、2023年1月現在では、Google公式からのアナウンスはまだありません。既に削除されているようですが、Twitterの公式アカウントでは iCracked や販売店に問い合わせるように回答されていたこともありました。
無償での修理なら良いのですが、店舗によっては有償修理になることも報告されており、心配はつきないでしょう。Goolge Pixel 7の購入を考える際には、これらの点も考慮して購入するのが良いものと思われます。
