左手のピアニスト 智内威雄(ピアノ演奏) 大蔵流狂言方 善竹隆司(朗読) 日本で最初の翻訳物語「イソップ物語」 16世紀にキリスト教の宣教師によって翻訳されて日本に入ってきたとされる「イソップ物語」は、その後明治時代に『通俗伊蘇普物語』として発行され、「画鬼」と呼ばれた天才絵師、河鍋暁斎のユーモラスな挿絵と相まって、大ベストセラーになります。この異彩を放つ作品を、暁斎の挿絵についても紹介しながら、智内威雄のピアノ演奏と、善竹隆司によるオリジナルの語り口を活かした朗読で綴ります。
構成:黒田仁郎 作曲:川上統 協力:河鍋暁斎美術館