ドイツ、ハンガリーと日本をつなぐ
熊本震災被災者支援
チャリティ演奏会


ハンガリー・ブタペスト在住の日本人ピアニストの呼びかけに応じて広がった、国を越えた支援の輪。内外の一流アーティストたちが西宮の造り酒屋に集い、特別な思いを込めて熊本へエールを送ります。

【出演】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者

ヴェンツェル・フックス
能楽大倉流小鼓方
久田舜一郎

向田成人(ハンガリー在住 ピアニスト)
花岡沙季(ヴァイオリン)
有梨瑳理(チェロ)
野原朝宇 シーサー(サックス)

日時
平成28年 9月20日(火) 
19:00 開演(18:30 開場)


会場
白鷹禄水苑 宮水ホール 

料金
前売り3,500円(当日4,000円)

備考
※全席自由(定員になり次第締め切らせていただきます)
※蔵出し限定酒あるいはソフトドリンクのワンドリンク付き。


【開催趣旨】

本年四月十四日、二十一時二十六分、M6.5、最大震度7の巨大地震が熊本県益城町近くを震源として広範な地域を襲い、さらに翌零時三分には、M6.4、最大震度6強の地震が、また十六日1時25分には、M7.3、最大深度7の本震が襲いました。その後も短期間のうちに小さな余震も含めれば千を超える揺れが記録され、関連死も含め八十二名の方々が亡くなられ、千六百人以上の方々が負傷し、一時は十八万人を超える人々が避難する激甚災害となりました。被害は大分県にも及び、新幹線・特急も含めた鉄道各線で脱線が相次ぎ、高速道、幹線道路も土砂崩れや大規模な地滑りによって破壊されました。前震から一週間後には、九州全体を豪雨が襲い、また、六月後半の時間雨量150mmを超える再度の豪雨により、地震で破壊された地域がさらに被害を受け、少なからぬ死者も出しています。
最初の地震から四ヵ月が経った今、オリンピック報道の陰に隠れて、熊本の被害と現状が報道されることは、九州自体でさえまれになっています。しかし、避難所、テントで生活する人々もなおあり、また、仮設住宅、倒壊自宅庭の仮住居、車中生活を送る方々もおられます。倒壊家屋や瓦礫の放置されたままの状況も多くの場所で見られます。今後、秋冬を前に、それらの対策と物品が必要とされ、長期化に向け高齢者や子供たちへのサポートの必要も指摘されています。

震災から一ヵ月少し後の五月二十二日に、歴史的に親日国でもあり、日本人コミュニティの存在するハンガリー・ブダペストにおいて、熊本震災復興支援コンサートが開かれました。在住のピアニスト向田成人氏の呼びかけに呼応し、フランツ・リスト管弦楽団、ヴァイオリニスト、クリストフ・バラーティ氏、狂言の小笠原弘晃さんやブダペスト・ダンス・シアターからカタクラ・マリーさん他や、イタリアの国際コンクール優勝記念演奏会・賞金を辞退してかけつけた森本美帆さん(ピアノ)、パリから参加され欧州各地で活躍する近藤由貴さん(ピアノ)らがハンガリーの人々に心を込めた演奏や舞踏を披露し、熊本の被災地域への注目と支援を呼びかけました。 本演奏会では、この五月の支援演奏会を受け、ハンガリーともご縁の深いベルリン・フィルハーモニーの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックス氏がバルトークやブラームスの名曲を披露してくださいます。日本人の奥様を通して日本文化や日本酒の歴史にも深い興味と理解をお持ちのフックス氏は、これまでの数々の日本公演も踏まえて、特別な気持ちでこの演奏に臨まれます。

ハンガリーでの演奏会の寄付先と同じく、今回の義援金は、熊本で学・芸・食・農をテーマとして活動してきた「NPOいただきアース」に寄付され、益城町のシンボルともなっている木山神宮の再建の一助にあてられます。木山神宮では、江戸中期 宝暦二年(1752年)築の神殿・拝殿・楼門・鳥居・玉垣・社務所等、境内の全てが全壊しました。未指定の文化財であったため、公的な支援制度がなく、氏子さん達自身が被災状態にあります。益城町や熊本の窮状については、直後に被災地に入って記録を残した写真家ケビンコスイナー小山氏の多くの写真によって、演奏会会場白鷹禄水苑にてご覧いただくことができます。「NPOいただきアース」には、震災前から、九州の自然に憧れてベルギーその他欧州から移住してきた、自然農法や環境を尊重する食や流通に関わる人々が活躍されています。伝統の中に育まれてきた日本の食や水の魅力を共有した国際的な集いが、生粋の灘酒を醸してきた酒蔵を起点として新しい出会いと支援の輪を広げることができれば幸いです。


出演者プロフィール


ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
オーストリア出身。ウィーン国立音楽大学に入学。後にウィーン・フィルのエキストラとして出演する機会を得る。ウィーン・フォルクスオパーオーケストラのソロ奏者としてのキャリアをスタートし、オーストリア放送交響楽団(現・ウィーン放送交響楽団)を経て、1993年よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者。オーケストラでの仕事のかたわら、ソリストとして、また室内学奏者としても高い評価を受けている。ベルリン・フィル管楽アンサンブル、ベルリン・フィル八重奏団、ベルリン・フィル管楽ゾリステン、アンサンブル・ウィーン・ベルリンメンバー。

久田駿一郎 (大蔵流小鼓方)
1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。即興演奏を中心とする齋藤徹(cb)等の企画へも参加。禄水苑でも過去に斎藤徹、中川マリ(フラメンコ)、沢井一恵(筝)らと共演。1998年日本文化芸術奨励賞、2011年兵庫県文化功労表彰、神戸市文化活動功労賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。


向田成人(ピアノ)
その繊細で、情感を踏まえた懐の深い演奏により、多くの国際的演奏家から信頼が厚い。これまでにアーダム・メドヴェツキ氏、ゲルゲイ・メーネシ氏らの指導のもと、ハンガリー国立歌劇場ファイローニ管弦楽団と演奏を重ね、フランツ・リスト室内管弦楽団をはじめとする様々なオーケストラとも共演している。ヴェンツェル・フックス氏とは、日欧各所で共演。2014年には、チェロの至宝、ミクローシュ・ペレーニ氏とフックス氏を交えたトリオで、本年5月には、ヴァイオリンのパラーティ・クリストフ氏とデュオで共演している。



花岡沙季(ヴァイオリン)
神戸市出身。大阪国際音楽コンクール3位、摂津音楽祭大阪21世紀協会賞、Zathureczky国際コンクール(ハンガリー)1位並びにフバイ賞受賞。ルーマニア国際音楽コンクール2位受賞。神戸市室内合奏団とハイドンのコンチェルトを共演。リスト音楽院の学生オーケストラとベートーヴェンのトリプルコンチェルトを共演。ケレメン・バルナバーシュ指揮でパンノンフィルハーモニックオーケストラとブタペストにて共演。東京ユヴェントス・フィルハーモニー管弦楽団の第10回定期演奏会にて、コンサートミストレスを務める。現在東京室内管弦楽団団員。



有梨 瑳理 (チェロ)
4歳よりスズキメソードでチェロを始める。 東京芸術大学音楽学部附属高校を経て
東京芸術大学を卒業。これまでに中島 顕、林良一、花崎薫、河野文昭の各氏に師事。現在、兵庫芸術文化センター管弦楽団に所属。



野原 朝宇 シーサー (サックス)
沖縄県出身。昭和音楽大学研究科経て、仏セルジーポントワーズ地方音楽院を満場一致の1等賞、室内楽を満場一致の金賞を経て卒業。2013年 仏レオポルド・ベラン国際コンクール にて第1位。 2014年 JOSIP NOCHTA サクソフォン競演会にてセミファイナリスト(クロアチア)。 2015年 ザルツブルク=モーツァルト国際コンクール 室内楽部門第1位。帰国後は、東京や地元沖縄にて、リサイタルを重ね、ドイツなど欧州の音楽祭などにも招聘されている。現在、沖縄県立芸術大学非常勤講師。


お申し込み
方法
申し込みフォームにご記入の上、ご予約いただいた後、2週間以内にお振込みをお願いいたします。振込確認後にチケットを郵送させていただきます。
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担いただきます。
※お振込み先は「白鷹禄水苑」ではございませんので、ご注意ください。
※前売り券完売の場合、当日券の販売は中止させていただきますので、ご了承ください。
※購入後のキャンセル、変更はできません。


お振込先
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:西宮支店
口座番号:普通 4608446
口座名義:ニシノミヤハツイマデントウ


未成年者の飲酒は法律で禁じられています。お酒はおいしく適量を。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう。
飲酒運転は絶対にやめましょう。


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