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特別公開講座
能のふるさと逍遥


近畿一円を舞台とする能を取り上げ、ゆかりの人物の足跡をしのびつつ、その物語にまつわる名所、古跡を一年を通じて訪ねます。実演もあわせた曲のわかりやすい解説とともに、折々の季節の風趣もお楽しみいただきます。

今回取り上げるのは能「佛原(ほとけのはら)」です。『平家物語』のなかでも名高い段章の一つ第一巻 六「祇王」は、都一のトップスター佛御前の美しさに心奪われた清盛が、それまでの愛人祇王を追い出して、佛御前を新しい愛人にしたことを伝えています。『平家物語』に登場する女性の中でも一際印象に残る佛御前の後日譚を、その故郷、加賀の国に訪ねます。

特別講師として禄水苑文化講座で「平家物語」の講義をご担当いただいている林和清先生にご同行いただき、車中で『祇王』の段、佛御前にまつわるお話をおうかがいします。


お申し込み

講師
久田 舜一郎 (大倉流小鼓)
久田 陽春子 (大倉流小鼓)
林 和清〈特別講師〉

受講料

1回 一般2,900円(アカデミー会員  2,500円)
※資料費込み
※保険料込み
※交通費・拝観志納料・お食事代など、諸経費は実費となります。
※どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。
※アカデミー会員についてはお問い合わせください。


定員
25名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)

講師紹介
久田舜一郎(大倉流小鼓)

1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。

林 和清(歌人・現代歌人協会会員・現代歌人集会理事長)

1962年京都生まれ。歌人。塚本邦雄に師事し、「玲瓏」に入会。「玲瓏」選者。多数の文化センターで和歌や古典講座を担当。「ゆるがるれ」で現代歌人集会賞受賞。他の著書に「匿名の森」(砂子屋書房)、「京都千年うた紀行」(NHK出版)、「日本のかなしい歌100選」(淡交社)、「日本の涙の名歌100選」(新潮文庫)等。


申し込み方法 お申し込みフォームにご記入の上、事前に禄水苑までお申し込み後、2週間以内に受講料のお振込み、あるいは禄水苑カウンターにてお支払いをお願いします。

お申し込み
<お振込み先>
三菱UFJ銀行 西宮支店
普通5065562 ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)


アカデミー会員についてはこちら>> 入会・受講のご案内


※ ご入金をもって正式な受付とさせていただきます。上記期日内のご入金が確認できず、お申込者とご連絡がつかなかった場合、ご予約いただいていてもキャンセル扱いとさせていただきますので、ご了承ください。バス等の予約手配の都合上、ご理解賜りますようお願いいたします。
※ ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
※ ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り、同年度内の他講座(同講座については下記参照)への振り替えが可能です。
開催日から数えて30日を切ってのキャンセルについては、同講座への振り替えができませんのでご注意ください。それ以前にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、同年度内の空席のある同講座への振り替えも可能です。


日程


2020年
11/15
(日)
「佛原(ほとけのはら)」の舞台、加賀の国に佛御前ゆかりの地を訪ねる

祇王に替わり清盛の寵愛を受けた佛御前は加賀の国の生まれだった。清盛のもとで栄華の日々を送るかに見えた佛御前も、栄枯盛衰のむなしさを悟りわずか半年で清盛のもとを去って出家し、故郷で短い生涯を閉じる。その最後の地で里人たちに今も大切に守られているゆかりの史跡を訪ね、運命に翻弄されながらも信仰に支えられた佛御前の生涯を偲ぶ。

【行程】
7:50 JR 京都駅 西口改札 集合
※集合時に食事代、バス代、志納料あわせてお一人13,000円を徴収させていただきます。
8:00 貸し切りバスで出発(途中トイレ休憩あり)車中にて先生方のご講義をうかがいます。
11:30 佛御前屋敷跡 小松市指定文化財
仏御前
(1160〜1180)
小松市旧原村に五重塔の塔守の娘として生まれた仏御前は、幼い時から仏法を信じ、仏と呼ばれる。14歳の春に京に上り、白拍子となる。天性の美貌に加え、舞や歌に秀で、平清盛の目にとまる。当時、清盛の屋敷には祇王という白拍子がいたが、清盛は仏御前に魅せられ、祇王を追い出してしまう。悲しんだ祇王は妹や母とともに出家、嵯峨野の往生院(現在の祇王寺)へ。清盛のもとで栄華の日々を送るかに思えた仏御前もまた、祇王の姿にみずからの明日を見、栄枯盛衰、むなしさを知り、祇王母娘を追って17歳の秋に出家。嵯峨野の祇王らの庵を訪れ、ともに仏道に精進。翌年、美濃国を経て故郷へと帰国の途中、白山麓木滑の里で清盛の子を出産、子は亡くなりが、仏御前は余生を感謝のうちに過ごし、1180年8月17日、21歳の短い生涯を閉じる。佛御前の庵室があったところを御前屋敷跡といい、三基の供養塔が建っている。近くには生家の五重塔跡もある。

12:00 尊像安置所
佛御前がふるさとへ帰る時にみずからの姿を写した像を形見として残してきたという。その像は仏御前が亡くなって後、祇王寺より原村に贈られた。穏やかに合掌する姿を写した尊像は、今も往時の美しさのままである。原町では800年あまりの間、町内の家々が交代で尊像をお預かりし、守り続けてきた。寺社やお堂に安置するのではなく、江戸時代なら庄屋、のちには信仰篤い家々へと伝わった。現在の林宅は昭和の初め以来70年以上になる。
※特別に尊像を拝見し、尊像をお守りされている林様より直に佛御前についてのお話をおうかがいします。
※尊像を拝し、「佛原」よりの奉納演奏をお聴きします。

能「佛原」
「平家物語祇王」を本説とする能。旅の僧加賀の国、仏原の草堂で里の女と出会う。女は、白拍子の仏御前は都で舞の名手としての名声を得て、後に故郷加賀で亡くなったと述べます。さらに祇王と仏御前の昔物語を語り、自分は仏御前とほのめかし消え失せる。里の男から話を聞いた僧が弔いをすると、仏御前の幽霊が現れ、弔いを感謝して舞を舞う。
13:00 出発 ※途中黄門橋より手取峡谷を見学。
手取峡谷は、手取川の流れがつくりあげた美しい峡谷です。釜清水(黄門橋)から河原山(対山橋)までの約8キロにわたり、高さ20?30メートルの絶壁が続き、手取川の清流が流れ下る。
13:30 木滑(きなめり)神社
自分の身体に清盛の子を宿ったことに気づいた仏御前は、故郷に戻ることを決意し小松へと向かうが、白山麓の瀬戸付近で陣痛が始まり、木滑(白山市木滑)で出産したとされている。現在、木滑では、仏御前が陣痛を堪えて出産するためにしがみついたとされる岩がお産石奉祭堂に安置されている。生まれた子は生後2週間で亡くなったと伝えられるが、石は安産のお守りとして信仰されている。
14:00 昼食 レストラン手取川
白山のふもとに位置する里山の名物食事処。山菜や岩魚など、地元の食材を生かした郷土料理を壮大な里山の景色とともにお楽しみください。
15:30 バスで出発 途中トイレ休憩あり
19:15頃 京都駅到着 解散


 



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