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特別公開講座
2017年 演者と巡る世阿弥
〜生駒山宝山寺所蔵 世阿弥関係文書とそのゆかりの地〜
(どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。)

*味方健先生ご体調不良のため、替わって味方玄先生に講師をお引き受けいただいております。

世阿弥の生涯や業績をたどり、その芸術・芸論・思想について考える、世阿弥生誕650年を機にスタートした本講座です。毎回、世阿弥作の曲を取り上げ、講師お二方に演者の立場から、実演もふくめたわかりやすい解説もうかがいます。前期講座で世阿弥作品ゆかりの地を訪ね、後期には生駒山宝山寺を訪れて、特別に寺所蔵の貴重な世阿弥関係文書を間近に拝見します。
前後期、年二回開講の現地講座です。前期講座で世阿弥作品ゆかりの地を訪ね、後期には生駒山宝山寺を訪れて、特別に寺所蔵の貴重な世阿弥関係文書を間近に拝見する予定です。

お申し込み

講師
味方玄
(観世流シテ方)


久田舜一郎
(大倉流小鼓方)



受講料
1回 一般3,800円(アカデミー会員 3,400円)
※交通費(バス代)・拝観志納料・お食事代など、諸経費は実費となります。
※どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。
※アカデミー会員についてはお問い合わせください。

定員
24名 (定員になり次第、締め切らせていただきます。)
その他
※おおむね9時前後にバス発着地あるいは現地最寄駅に集合、昼食をはさんで14:00〜15時解散の予定です。

※先生の実演、お話の後、昼食(3500円前後で当方がご用意)もご一緒する、なごやかな歓談の場を設けます。

※行程や実費経費、集合場所の詳細は開催日の3週間前までに参加者にご連絡いたします。


日程

7/16
(日)
西山浄土宗 十念寺に「自然居士」をしのぶ

十念寺は、永享3年(1431)、後亀山天皇の皇子真阿上人が、将軍足利義教の帰依を受けて創設されたことに始まる、西山浄土宗に属する寺院である。一方「自然居士」は、鎌倉時代に実在したとされる説経芸能者の名であるが、作品の舞台となった旧雲居寺から移したと伝えられる阿弥陀如来座像が、現在十念時寺の本尊となっている。世阿弥は『申楽談儀』に、大男の観阿弥が十二、三歳に見えたという名演に対する足利義満の評をそのまま書き記している。現行曲には世阿弥の手が入っているとされるが、そのドラマチックな展開に、世阿弥以前の古様な能の形がしのばれる。またあわせて、義教が好んだとされる「鵜飼」(世阿弥改作)にも焦点をあてる。
【行程】
9:30 京阪本線 出町柳 叡電口改札 集合
9:30 徒歩で  十念寺へ
※徒歩約12分の距離ですが、自信のない方は、集合点呼後、各自でタクシーをご利用いただき、9:45 までに十念寺にお越しください。
9:45 十念寺
京都市上京区寺町今出川上る鶴山町13
075-231−6478

 永享3年(1431)、後亀山天皇の皇子であった真阿のために足利将軍義教が誓願寺(元誓願寺小川)に住房宝樹院を建てたのが始まりとされる。1536年(天文5年)に焼失、1591年(天正18年)現在地に移っている。現在の本堂は、建築家としても知られる大阪・一心寺の高口恭行住職の設計により,平成5年に竣工した近代的な寺院建築である。 西山浄土宗に属し,本堂には平安時代の作で旧雲居寺(うんごじ)にあった仏像の頭部をもつ阿弥陀如来座像や,開基真阿像などが安置され,室町時代の説話絵である仏鬼軍絵巻1巻が重要文化財に、曽我蕭筆の書院障壁画(4面)が京都市の有形文化財に指定されている。また境内に足利義教、曲直瀬道三(まなせどうさん:戦国時代から安土桃山時代の日本の医師)の墓所がある。
※味方先生に足利義教の墓所をご案内いただきます。
10:10 一休みした後、客殿にてお二人によるお話と演奏をお聴きします。

鵜飼
元々は摂津猿楽の榎並左衛門五郎の作品だが、世阿弥によって改作されたことが『申楽談儀』に記されている。足利義教が好んだとされる。
11:00 休憩
この間に寺宝である曽我蕭筆の書院障壁画「雲竜図」(実物)と仏鬼軍絵巻1巻(複製)を特別に拝見いたします。
11:30 本堂に場所を移し、本尊の阿弥陀如来座像を前に、「自然居士」にまつわるお話と演奏をお聴きします。

自然居士
「自然居士」は、鎌倉時代に実在したとされる説経芸能者の名であるが、作品の舞台となった旧雲居寺から移したと伝えられる阿弥陀如来座像が、現在十念時寺の本尊となっている。世阿弥は『申楽談儀』に、大男の観阿弥が十二、三歳に見えたという名演に対する足利義満の評をそのまま書き記している。現行曲には世阿弥の手が入っているとされるが、そのドラマチックな展開に、世阿弥以前の古様な能の形がしのばれる。
12:20 休憩
12:30 両先生を囲んで昼食
14:00頃 解散

生駒山宝山寺と世阿弥関連文書

真言律宗に属する大本山で、延宝六年(1678)、宝山湛海律師(1629〜1716)の入山によって中興され、般若窟に弥勒菩薩を安置し、不動明王を中尊とする本堂と歓喜天を祀る聖天堂とを中心として、生駒山東斜面中腹の急傾斜地に諸堂を配する。
生駒山宝山寺が有する数々の寺宝の中で異彩を放つのが、世阿弥自筆の能本を含む金春家伝来の能楽関係の伝書で、第十五代管長隆範和上が金春宗家の兄であった縁で移管されたと伝えられる。

講師紹介
味方 玄 (観世流シテ方)

京都生まれ。父・味方健、片山幽雪(人間国宝)に師事。KBS京都テレビ・「能三昧」監修・演出・出演。2003年新作能「待月」を制作し、脚本・演出・シテを務める。NHK文化センター、同志社女子大学講師など多数。青嶂会の他、独自の舞台世界創作のためテアトル・ノウを主宰。第1回目の公演は、京都の1996年十念寺で開催。ろうそくやかがり火の光や風さえも効果的に演出された古風な形の能は好評を博した。近著に「能へのいざない」など。平成13年京都市芸術新人賞、平成16年京都府文化賞奨励賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。


久田舜一郎
(大倉流小鼓)

1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。

申し込み方法
お申し込みフォームにご記入の上、事前に禄水苑までお申し込み後、受講料のお振込み、あるいは禄水苑カウンターにてお支払いをお願いしております。

お申し込み


<お振込み先>
三菱東京UFJ銀行 西宮支店
普通5065562 ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)


アカデミー会員についてはこちら>> 入会・受講のご案内

※予約手配の都合上、開催日から数えて14日前までのご入金をお願いいたしております。

※ご入金をもって正式な受付とさせていただきます。上記期日内のご入金が確認できず、お申込者とご連絡がつかなかった場合、ご予約いただいていてもキャンセル扱いとさせていただきますので、ご了承ください。バス等の予約手配の都合上、ご理解賜りますようお願いいたします。

原則として、ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。万が一ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り、同年度内の他講座(原則として同講座は不可)への振り替えも可能です。

※開催日の1カ月前にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、同年度内の同講座への振り替えも可能です。



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