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特別公開講座
2017年 阪神文学風土記
-名作の舞台を訪ねて-
【前期】
(どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。)



万葉の昔より和歌に詠まれた「津の国(摂津国)」が阪神地域の前身です。江戸時代には町人文化が開花、近世以降は谷崎潤一郎の『細雪』をはじめ多くの文学作品の舞台となりました。そんな名作が生まれた「場」を訪れ、東京とは異なる進化を遂げた「もうひとつのモダニズム」の足跡をたどります。

お申し込み

講師
河内厚郎
(関西文学会代表・兵庫県芸術文化センター特別参与)


受講料
全6回 一般12,000円(アカデミー会員 12,000円)
1回   一般2,400円(アカデミー会員 2,100円)
※資料費込み
※交通費など諸経費実費となります。
※どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。
※アカデミー会員についてはお問い合わせください。

講師紹介
河内厚郎 (関西文学会代表・兵庫県立芸術文化センター特別参与)

平成元年「咲くやこの花賞」および第14回読売賞を受賞。主な著書に「淀川ものがたり」「私の風姿花伝」「もうひとつの文士録」「手塚治虫のふるさと・宝塚」などがある。様々な文化活動をリードしながら阪神間を中心にエネルギッシュに活躍する「文化プロデューサー」。阪急文化財団理事。

申し込み方法
お申し込みフォームにご記入の上、事前に禄水苑までお申し込み後、受講料のお振込みをお願いしております。
受講日までにお支払いただきますよう、お願いいたします。

お申し込み
<お振込み先>
三菱東京UFJ銀行 西宮支店
普通5065562 ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)


アカデミー会員についてはこちら>> 入会・受講のご案内

原則として、ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。万が一ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り、同年度内の他講座(原則として同講座は不可)への振り替えも可能です。
※開催日から数えて7日前までにご連絡いただいた場合、同年度内、同講座の他の日程への振り替えも可能です。

その他
※記載の集合場所・時間は予定ですので、変更する場合がありますのでご注意ください。
※行程の詳細は、開催日一週間前までにご案内いたしますので、必ずご確認の上ご参加ください。
※まれに天候、あるいは主催者の都合により、日程を変更する場合があります



日程

4/22
(土)
旧三田藩士の故地を歩く
15:00 JR三田 集合(予定)

JR三田駅前→妙三寺(三好達治の歌碑)→屋敷町(旧九鬼家住宅資料館、三田市歴史資料収蔵センター)→心月院(旧三田藩主九鬼家の菩提寺・旧三田藩歴代墓所・白洲次郎と正子の墓)→郷の音ホール

志摩半島を本拠とした九鬼水軍の実力を恐れた徳川幕府により、海から離れた内陸部に移封された九鬼家の三田藩は、封印されていた進取の気性を開国により解き放つことになります。白洲家もそんな三田藩士の末裔でした。


6/11
(日)
上町台地の文学史跡をたどる
14:30 地下鉄天満橋駅 集合

天満橋駅(地下鉄・京阪電車)→八軒家浜→熊野街道の碑→釣鐘町(「曽根崎心中」道行に出てくる釣鐘)→中大江公園(宇野浩二文学碑)→太閤(背割)下水→お祓い筋(えのき大明神、直木三十五文学碑)→空堀界隈→直木三十五記念館→瓦屋橋(お染久松の故地)

古代から現代までの歴史が積み重なった大阪の上町台地は、近世から近代にかけて多くの作家を輩出しました。その足跡を熊野街道に沿ってたどり、今も残る戦前のレトロな町並みを歩きます。

【行程】
14:30 地下鉄谷町線 天満橋駅 北改札口 集合
  上町台地
大阪は縦に長い上町台地の上から始まったといえる。はるか昔、今の大阪市域のほとんどは海で、大阪城から住吉に連なる「上町台地」が南から北へ半島のように突き出していたといわれる。その後淀川や大和川をはじめとする河川による土砂の堆積により陸地化が進み、入り江は湖に、そして湿地へと変化していく。飛鳥時代は、まだ上町台地の西側は海だったが、台地の北端が淀川(現大川)と大和川の合流地点だったこともあり、奈良、明日香にもつながる、瀬戸内海からアジアへの水運の拠点として、また外国文化の玄関口としても栄えた。その後難波宮が置かれ、四天王寺、住吉大社が築かれ、熊野街道の基点となり、さらには豊臣秀吉による大阪城築城等、まさに政治・経済・宗教の中心として歩み続けた。
 
八軒家浜 熊野街道の碑
天満橋と天神橋の間の南側は、平安時代の、四天王寺・熊野詣の上陸地点であった。八軒家の地名は、江戸時代このあたりに8軒の船宿があったためといわれる。その当時は三十石船が伏見との間を往来して賑わった。往時の八軒家浜のにぎわいを水都大阪の再生の拠点とするためとして、大阪市によって、2008年、八軒家浜船着場が開設された。
 
釣鐘町
寛永11年(1634)3代将軍家光が、大坂城へ来たとき、大坂町中の地子銀(固定資産税)の永久免除を約束した。その恩恵に感謝して釣鐘をつくり町中に時を知らせた。この鐘は2時間おきの1日12回撞かれたが、その鐘の音は近松門左衛門の『曽根崎心中』の最後の道行の場面でも書かれている。鐘楼は明治3年撤去され、釣鐘は大阪府庁屋上に「大阪町中時報鐘)」として保存されていた。昭和60年地元有志の努力によって、再び元の釣鐘屋敷地へ戻され、日に3回鐘の音をひびかせている。現地の町名、釣鐘町もこれによる。
 
中大江公園 宇野浩二文学碑
宇野浩二は1891年(明治24年)福岡市に生まれ、4歳のとき大阪市東区糸屋町(現中央区)に移住。彼の最初の小説で1913年(大正2年)に出版された、大阪を題材にしたロマンチックな散文詩風小説集「清二郎 夢見る子」の一節が記載された文学碑がある。
 
太閤下水
17世紀、豊臣秀吉は大坂城築城に伴い城下町を造成、道路や橋とともにこの下水溝を建設したといわれている。当時としては画期的で優れた仕組みのこの下水溝は、豊臣家の滅亡後、江戸時代に入ってからも更に整備・拡張され、今なおその一部が利用されている。
 
お祓い筋(直木三十五文学碑・えのき大明神)
熊野街道陸路の起点からの一部区間を「御祓筋」と呼ぶ。 直木三十五は明治24年(1891)、安堂寺町2丁目目(現・谷町六丁目交差点)で誕生した、大正から昭和の初めに活躍した大衆文学作家で、その名を冠した文壇の登竜門が直木賞。その代表作「南国太平記」の一節が刻まれ他文学碑が、生家に近い榎大明神そばにある。「榎大明神」は、名とはほど遠い、小さな社である。ご神木は樹齢650年といわれる。
 
空堀界隈〜直木三十五記念館
戦災をまぬがれたこの一帯には、古い民家が残り、懐かしい路地がそこここにある。このあたりは豊臣秀吉時代の大阪城の外堀(惣構堀)があったところ。道路の起伏で、壮大な大阪城の外堀の規模を体感することができる。直木三十五記念館は地元の有志が尽力し、直木賞作家らも呼びかけ人として参加し、平成17年(2005)に完成した。(入館料200円)
 
瓦屋橋
お染久松の物語は、大坂東掘瓦屋橋にある油屋の一人娘お染が、店の丁稚久松と恋に落ち、 心中をとげるという、宝永5年(1708)に起こった実際の事件をモデルに、人形浄瑠璃や歌舞伎にしたてられた。なかでも近松半二の「新版歌祭文・野崎村の段」は、おなじみだ。
16:30頃 解散


9/16
(土)
平相国入道の夢の跡、一遍上人臨終の地
13:30 JR 兵庫駅 集合(予定)

JR兵庫駅→柳原えびす→能福寺(兵庫大仏、平清盛廟、ジョセフ・ヒコの英文碑)→真光寺(一遍上人廟)→薬仙寺(萱の御所跡、日本初の施餓鬼会が行われたという)→清盛塚・琵琶塚→新川運河→築島(神戸市営地下鉄「中央市場前」)

とかく近代都市として語られがちな神戸ですが、実は中世都市の記憶を濃厚に残しています。海洋立国をめざし福原に遷都した平清盛と、踊り念仏で名高い、時宗の開祖・一遍上人を偲びます。



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